ブラックビジネスマニュアル
  • 社内での立居振舞術
  • 会社とはどういうモノか
  • 従業員はオンリーワンを目指し、経営者はエブリワンを欲する
  • 噂大好き!
  • 気に入らなければ苛める
  • 謙虚じゃない人は嫌われる
  • 協調性のない人は嫌われる
  • 大声をあげる人が勝つ
  • 仕事ができなくても上に行く
  • 注意しない、陰口を言う
  • 悪がはびこる
  • 職位があがることを嫌がる
  • 報復人事は日常茶飯事
  • 管理職が無責任
  • 部署が違えば立場も違う
  • 中小企業ならどこも一緒!?
  • 上りつめればやりたい放題
  • 間を飛ばす
  • ストレスをためない行動
  • 挨拶は先手必勝!
  • 雑談は無駄ではない
  • 頼りにされる人と頼みやすい人は違う
  • 誰からも一目置かれるスペシャリストを目指せ!
  • 経営者に信頼されろ!
  • 面倒くさくても電話で済ますな!
  • 怒るときは怒れ!
  • お礼で返す癖をつけろ!
  • 迷惑電話の対処法
  • 電話営業は9割方断れ!
  • プレゼンテーションをそつなくこなせ!
  • 無言の力を利用しろ!
  • 迷惑電話の対処法~その2:法律に照らし合わせた対処法
  • 電話営業は9割方断れ!~その2:心理テクニックを利用した卑怯な電話営業
  • プレゼンテーションをそつなくこなせ!~その2:突っ込みどころをつくる
  • 会議を回そう!
  • 会議に参加しよう!
  • コンテンツ
  • 社内での立居振舞術
  • 気に入られる営業活動術
  • 無難にこなす苦情対応術
  • 心理テクニックを利用した交渉術
  • 採用される就職活動術
  • 間違いのない採用活動術
  • 自分が楽になる社員教育術

ホーム社内での立居振舞術従業員はオンリーワンを目指し、経営者はエブリワンを欲する

会社とはどういうモノか従業員はオンリーワンを目指し、経営者はエブリワンを欲する

学校で学ぶことと、会社では楽子との大きな違いは、お金を払って通っているか、お金をもらって通っているか、でしょう。
学校においては、生徒はお金を払ってくれるお客様です。
お客様に対して、諭す、教えるという立場である教師という職業は、サービス業では考えられない業種です(お金を払っているのに、生徒が勉学に無関心であることも、消費者としては異様です)。

経営者と従業員は対等か?

会社で働く人は、自分の仕事の対価として給料をもらいます。
仕事は従業員がいて成り立つものです。
「だから経営者と従業員の立場はイーブンといえる」といえるでしょうか。

「対等だ」といいたいところですが、残念ながら対等ではありません。
もちろん、法律は対等であるべき、という立場をとっています。
しかし、現実には、法律に訴えることのできないグレーゾーンが存在します。
経営者は、従業員がいなければ業務が立ち行かないことはわかっているものの、その一方で給料(人件費)を抑えたいと常に思っています。
給料が少ないと文句を言ったり、経営方針に反抗的な従業員に対しては、見せしめに他の部署に異動するといった手段で、抑えつけることができます。

仮にそれを「不当労働行為だ」と法的に訴えたとしても、以後、社内に大きな禍根を残すことになり、十中八九、働きづらくなります。
もちろん、法律は労働者の立場を重視するので、裁判では勝つことはできます。
しかし、その後、厄介者扱いされ、上司や経営陣には要注意人物とみなされ、周りの人も要注意人物に関わるとろくなことはない、と遠ざかっていくことでしょう。

もしあなたが、どの部署に異動になったとしても、不満はないし、問題なくやっていけるという自信を持っているのであれば、このサイトを読む必要はありません。
しかし、自分に得手不得手があると、はっきり認識していて、不得手の部署にだけは異動したくない、と切実に願っているのであれば、このサイトは役に立つかもしれません。

居場所を作ろう

会社に勤めることになったら、新人のうちは、誰かに教えてもらいながら、必死に仕事のやり方を学びます。
前任者が確立した仕事のやり方を模倣している段階です。

やがてあなたは前任者の仕事のやり方を完全に覚えるでしょう。
あなたはそれで満足してしまいますか?

ここで満足してしまったら、異動させられたくないと思っているあなたの不安を和らげることは難しくなります。

「前任者が確立した仕事のやり方」=「マニュアル」だからです。

「マニュアル通りに仕事をすれば、一定の仕事が誰でもできる」のであれば、そこで働く人は、あなたである必要はありません。
いわば、いつでも首をすげ替えられるポジションというわけです。

このマニュアルの存在が、あなたの会社での価値に影響します。
経営者は、いつでも誰に変わっても、一定レベルの仕事がなされることを利用とします。
業務のマニュアル化は、その理想を実現する手段の一つです。

一方、従業員側は、「この人に辞められたら困る」という状況をつくりだすことができれば、自分のポジションは安泰です。

だから、あなたが成すべきことは、前任者の仕事を覚えた先にあります。
前任者にはできなかったことができさえすれば、あなたの居場所は確保されるのです。

居場所の確保の難易度

前任者の仕事の内容は、どのようにして引き継ぎましたか?
引き継ぎの方法によって、居場所の確保しやすさ、しにくさがあります。

仕事の引き継ぎ方法 難易度
長く受け継がれてきたマニュアルが存在する 高
前任者がつくったマニュアルが存在する 中
口頭で教わった 低
引き継ぎはなかった 低

引き継ぎはなかった、または口頭で教わった、という場合には、マニュアルがないことになるので、一旦仕事を覚えてしまえば、独自色を盛り込むことが可能になります。
また、マニュアルをつくった人が前任者のみの場合には、仕事を自分の色に染めることは可能です。
ポイントは、マニュアルには載っていない、「あなたしかできないこと」です。

つまり、「あなたがいなければ困る」という状況をつくりだす、ということです。
あまりお勧めできませんが、「複雑すぎて、どうやっているのかわからない」と周りに思わせるのも方法の一つです。

しかし、以前から受け継がれてきたマニュアルが存在するならば、仕事内容において、居場所を確保するのは難しくなります。
マニュアルの作成者が経営者であったり、経営者に命じられてつくっているものであれば、そのマニュアルは、効率的に仕事ができるようになっているはずです。
また、マニュアル通りに仕事をなすことが求められているはずです。
そういう場合には自分の色を出すことは難しくなります。

こういう状況でオンリーワンを目指すのであれば、あなたは現在の仕事以外の仕事をプラスすることで、「いなくては困る人」になる、あ仕事以外の人間面で「素敵な人」にならなければなりません。
その方法は、追って説明します。

  • 噂大好き!経営者、従業員に関わらず、会社に勤める人たちは皆、誰かの噂話が大好きです...
  • 社内での立居振舞術仕事で最も重要なファクターは人間関係です。人間関係を構築できない人はどんなに仕事ができたとしても、厄介者のレッテルを貼られてしまいます...
  • ホーム
▲

©ブラックビジネスマニュアル~中小企業のブラックな職場環境を生き抜く実践テクニック

コンタクトサイトマップ

「ブラックビジネスマニュアル」は作者の主観によるものです。当サイトの内容を利用して損害等を被ったとしてもいかなる責任も負うことはできません。
当サイトを閲覧する場合には以上のことを了承していることとします。