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注意の仕方は人によって変えろ!

「ほめて伸びるタイプ?叱られて伸びるタイプ」というコンテンツでは、人にはほめられて伸びるタイプと、叱られて伸びるタイプがあるという話をしましたが、どちらのタイプであれ、注意しなければならない場面はあります。
褒めて伸びる人であっても、叱ったり注意したらモチベーションが下がるので、注意しないというわけにはいきません。
ただ、人によって注意の仕方を使い分ける必要はあります。
今回は、その注意の仕方について述べます。

注意の仕方のパターン

ほめて伸びる人や、叱られて伸びる人がいるように、注意を受けて素直に聞く人と、聞く耳を持たない人がいます。
様々なタイプの人がいるにも拘らず、誰に対しても同じ態度で接していたら、ある人には効果的でも別の人には全く意味をなさない行為であることがあります。
誰か一人にうまくいったからといって、それがすべての場合においてうまくいくやり方だと勘違いしてはいけません。
言うことを聞かない、思ったように反応してくれない人には、それなりの注意の仕方があるのです。
以下に、タイプ別の注意の仕方のパターンを見ていきましょう。

  • 優しく諭すように注意する
  • 頭ごなしに注意する
  • 言うことを聞く人に注意してもらう

優しく諭すように注意する

誰に対しても同じ態度で、謙虚に接する人に注意する場合には、優しく諭すように注意しましょう。
こういうタイプの人は、自分のミスを素直に受け止め、次は気を付けようと真摯な気持ちになっています。
もしかしたら、既に自分のミスに気づいていて、反省しているかもしれません。
ですから、やんわりとした注意で十分なのです。

また注意されるとモチベーションを下げてしまうような人に対しても、優しく諭すような注意をした方がいいでしょう。
ただし、こういう人への注意は、時になめられてしまうこともあるので気をつけましょう。

頭ごなしに注意する

臆病にも拘らず、普段は横柄な態度で仕事をするような人の場合には、頭ごなしに怒ることで、問答無用に言うことをきかせるようにしましょう。
このタイプの人は、自分の無能さは棚に上げ、あれは良くない、これはダメだ、と自分勝手な不満ばかりを言い、ろくに仕事をしようとはしません。
この場合にやんわりと注意しても、「この人の言うことは無視しても大丈夫そうだ」と思われてしまいます。
そして、何を言っても無視したり、真逆のことをしたりして、反抗的な態度を改めようとはしません。
また、それでこちらが諦めようものなら、勝ち誇ることでしょう。

こういう人をのさばらせておくと、全体の士気が低下します。
ですから、雷を落とすように有無を言わさぬ態度で怒りましょう。
相手が何かを反論してきたからといって絶対に認めてはいけません。
理由がめちゃくちゃであろうと理不尽であろうと、相手の言い分は決して認めず、言うことをきかせます。
こうしてあなたのことを恐れさせることができれば、あなたを無視することはなくなるでしょう。

言うことを聞く人に注意してもらう

どんな人でも誰か一人くらいは仲良くしている人がいるものです。
あなたが注意しても中々いうことを聞かないのであれば、その人と仲の良い人から言ってもらうことが功を奏することがあります。

会社生活において、人間関係は非常に重要なファクターです。
たとえ表面上だけだったとしても、仕事を円滑に進めていこうと思うのであれば、周りの人と仲良くしようとするものです。
しかし、稀にこの人間関係をほとんどの人と築くことができない人がいます。
頑なに自己主張ばかりを繰り返し、自分が周りからどう思われようがまったく気にしないような人がたまにいるのです。
こういう人も、年配の優しい人だったり、同期だったり、一人くらいは親しげに話をしている人がいるものです。

そのような人を探し、その人からやんわりと注意をしてもらうように仕向けることで、その人を動かせることがあります。

ただし、あなたがその人と仲の良い人に頼んでいるということがわかってしまうと、前にもましてあなたへの敵愾心を強くし、言うことを聞かなくなってしまうこともあるので、注意しなければなりません。

以上のように、注意の仕方も人によって使い分けが必要になります。
主要な3パターンを示しましたが、このほかにも複合してみたり、飴と鞭のような使い分けてみたり、試行錯誤をしてよりよい方法を考えてみてください。

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